あと5日!!

 

アイドルと同じくらいこれからの季節、私が熱を出すのが大学駅伝である。

うっかりこれを読むことに決めた大学駅伝初心者様の為に、簡単な説明をしておくと、

学駅伝(男子)では1年の内に大きな大会が3つあり、10月に出雲駅伝、11月に全日本大学駅伝、1月2,3日に箱根駅伝というスケジュールである。

 

箱根駅伝は駅伝にあまり詳しく人でもなんとなくお正月の風物詩的に知っているかもしれない。

が、しかし箱根駅伝はシーズン最後の大会であり、その勝負の幕開けの舞台は出雲にある。

その出雲駅伝が来週10月10日に行われる。

駅伝ファンが首を長くして待っている、シーズンのスタートである。

 

私はあくまで駅伝が好きなので春夏のトラックシーズンでの大会記録はチェックしていない。

選手個人の5000mや10000mのタイムは三大駅伝を観ながら頭に入れていくスタンス。

 

今年はどの大学もVS青学となるのではないか。

青山学院大学は去年今年と箱根駅伝を連覇し去年の出雲でも優勝していて、ここ数年で急激に成長したチームである。

箱根の連覇に貢献した世代が今年卒業し多少の戦力低下は否めないだろうが、ナメてかかって勝てるチームではない(ナメてかかるようなチームがあるわけもない)。

 

この青学に他大学がどう挑んでくるか。

鉄紺ファンの私としては東洋大学にこの打倒青学をお願いしたいところだが、もう青学の優勝を阻止してくれるならどこでもいい。

こんな風に言うとまるで私が青学さんを嫌っているみたいなので言い方を変えると、風向きを変えてほしいのだ。

去年は前年箱根初優勝した青学が3冠(その年の三大駅伝全て優勝すること)もなくはないといった風潮だった。実際に大方の予想通り出雲と箱根で優勝している。

ただ一つ、(個人的)去年の三大駅伝ハイライトは全日本にある。3強の一角である東洋大学が初優勝。

東洋のファンとして単純に幸せだった。あんなに綺麗な駅伝は久しぶりに観たし、酒井監督の涙にもらい泣きした。

優勝を目指しているチームではあるものの、現実的に東洋の優勝を予想していた人は多くはなかったと思う。

そんな風向きをガラッと自分たちの方に変えてみせた走りがかっこよかった。

思えば青学の出雲初優勝もそんな感じだった。

とにかくそんな風に、こちらの予想を裏切るようなレースが観たい。

 

駅伝のおもしろいところは、単に個人タイムの合計が早いチームが勝つわけではないところにある。

6~10区の区間配置、選手とチームのコンディション、天候、チームワーク、気持ちの強さなどなど、当日走るまで何が起こるかわからない。

 

あぁ、高まる…

これ以上はもう感情論ばかりの語りになるので、また出雲大会後に。

シーズン開幕戦、選手の皆さん、精一杯頑張ってください!