その1秒を削り出せ

 

三大駅伝開幕\(^^)/

 

…とかいうテンションではないよね。はい。

 

まずは青山学院大学の皆さん、出雲駅伝連覇おめでとうございます。

一色くん、お見事です。1年の時からの安定感のある走りに3年分の経験とトレーニングの磨きがかかって、大変素晴らしかった。

後半の4年生が良かったですね。さすがトップチーム、ふざけた作戦名に苛立ちは隠せませんが、神野世代の穴など一切感じさせない安定感でした。

 

さて、、、

 

今年の出雲駅伝、4区までは非常に楽しかった。

特に3区区間賞の東海大1年生・關くんが個人的MVP。

東海大のファンでもないのに優勝を夢見てしまった。(本人たちは目指してたであろう)

出雲路がスカイブルーに染まる想像やら、ここで盛大に祝う想像を勝手にした。

結果的に東海大は、青山学院大学山梨学院大学に次ぐ3位だった。

ここ何年かの三大駅伝の結果から見るとかなりの健闘だと思う。

何が素晴らしいって1~3区は1年生、4区に3年生、5,6区に2年生という他ではあまり見ない区間配置で、序盤から優勝争いに絡んできていたこと。

ただ一つ、東海大は下級生頼みが過ぎる。

1~2年で華々しいデビューをしても、3、4年まで続かないイメージは否めない。

 

駅伝は総合力である。頼れるエースが1人2人いるだけでは勝てない。

これはもちろん東海大に限らず全てのチームに言えることである。

そういった意味ではやはり、今の青山学院大学は一歩抜きん出たチーム力を持っていて、この出雲連覇という結果に繋がったのだろう。

 

東洋大学の話をしよう。

9位。私が駅伝ファンになってから一番低い順位。

9位。先日、柏原さんの箱根デビュー時の画像を見つけ、ハッとした。

ゼッケンの大学名の下の番号。9ー5。5は担当する区間の数字。9は前回大会の順位である。

この年の箱根で東洋大学は初優勝している。

もちろんこの初優勝は柏原さんの驚異的な山上りがあってのものではあったが、どうしてもここから希望を見出さずにはいられない。

「今年、全日本連覇できるのは東洋だけだ。」

今年3冠できるのは青山学院だけだが、みすみすリーチをさせるわけにはいかない。

育成の年かもしれない。先のことを考えれば下級生に経験を積ませるのはとても大事なことである。

しかし、東洋大学には優勝を目指すチームであってほしい。

一人一人が1秒を削り出すような走りが見たい。

去年の感動をもう一度。鉄紺のファンにとって東洋大学が一番のチームです。

 

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明日は箱根駅伝予選会!

大会参加校の皆さん、箱根駅伝本戦出場目指して、悔いのないよう精一杯頑張ってください!!