ずっとかけがえのない人

 

Dear 山田涼介様。

24歳のお誕生日おめでとうございます。あなたが24歳になったということは、私があなたのファンになって、JUMPがデビューした年から10年が経つのだということですね。月日が経つのはあっという間です。

 あなたの好きなところはたくさんありますが、1番はやっぱりその笑顔です。口角がキュッと上がって目を細めたその笑顔を見ると、一瞬で心に幸せな気持ちが満ちていきます。あなたのファンになった中学生の頃はその笑顔を自分だけのものにできたらなんて現実逃避な妄想をしてましたが、今思うのはその逆です。あなたの笑顔がたくさんの人に伝わって、たくさんの人があなたの魅力を知って、あなたのことをたくさんの人に好きになってもらいたい。そうして回り回って、またあなたの笑顔に繋がっていくのだと思っています。

 

芸能界という世界でアイドルという仕事をしていると、きっと私たちに見えている以上に辛いことや苦しいこともあることでしょう。いたジャンで度々苦手なものに挑戦させられていて、我々はその素直なリアクションがかわいくて笑ってますが、自分だったら嫌だなと正直思うんです。

2013年、あなたがソロデビューについて悩み苦しんだことを知ったのは昨年末のことです。全てを捨てようと思うくらいの苦しみが3年経って私の心を絞めつけました。JUMPが苦しかった時期にファンをやめたことすごく後悔してます。「他のグループに行かないで。」この言葉が当時の私にリアルタイムで届いていたら良かったのに。そんなことをたまに考えてしまうんです。だからこそ、今もJUMPのセンターでメンバーと一緒に笑ってる姿を見られることを幸せに思います。残ってくれてありがとう。本当に心から思います。

 

この数年たくさんの作品に参加してますが、一番印象深いのは月9・カインとアベルです。世間の風当たりがそこそこ強かった中、それでもあなたの魅力と努力がこれだけ詰まったドラマはないと思う程おもしろかったです。現に1人の山田担が帰ってきてしまったわけだから笑 優くんが終始愛おしくて、山田さんの細かい視線や表情で魅せる演技が美しくて、主題歌も山田さんの十八番!って感じで。これでもかってくらい山田さんを堪能した3ヶ月でした。

 

ついこの間発売されたDEAR。カメラサービスが満載でたくさん癒されました。楽しい曲でもバラードでもカッコイイ曲でも歌いこなすところも好きです。そして何よりメンバーのみんなと歌って踊る時が一番輝いて見えます。

山田さんはよく、「俺(たち)についてきて」「同じ歩幅で歩いて行きましょう」という言葉をくれます。ゆっくりすぎてこちらがもどかしく感じてしまうような時期もありながら、しかし今JUMPの歩みはその1歩が大きく、油断するとあっという間に置いていかれてしまいそうな速度で進んでいます。

だからこそ、いつかのテレビ誌でのコメントは嬉しかったです。全力で信じてついていけば良いのだと改めて思わせてくれたから。

 

グループとしてもメンバー一人一人としても人気、認知度が高まっている今。私たちが目にする機会が増えているということはそれだけJUMPのみんながお仕事をしている時間が増えているということで。きっと私たちの想像以上に忙しい毎日だと思います。それでも今の山田さんはあの頃よりずっとずっとのびのびと楽しそうです。

通過点でありながらもやはり節目でありこれからに続く大事な1年。お身体に気をつけて(心配しないでって言われてもせずにはいられないんすよ)頑張ってください。さらなる飛躍を期待してます。24歳の山田さんにたくさんの幸せがありますように、心からお祈りします。